終身雇用の時代は終わったと言われる昨今。転職に対する抵抗感が少ない若者も増えてきているのではないでしょうか。

 

しかしながら30代を越えてくると、今より良い条件の会社に行けるとは限らない。転職先で上手くやれずすぐに辞めることになってしまったら、履歴書の職歴を増やしてしまうだけではないだろうか。すぐに辞める人と思われたら、今後に響くのでは・・・。

 

そう思って「もうそんなに若くもないし、現実を見よう。」と現状維持を選ぶ方も多いのでは。

 

でも、ちょっと待ってください。現時点では年金は65歳から受給できますが、この先ますます受給年齢が先送りされる可能性も高いです。そう考えると、あと30年、または40年近くも「現役であり続けること」が求められるこの日本で、この後諦めの気持ちで今の会社にしがみつき続けることが、本当にその人の人生にとって有益と言えるでしょうか。また、その時点まで会社が存続している保障もありません。その時に「あー、やっぱりあの時辞めておけば・・・。」そう思っても、それははるか昔のことです。

 

今の日本で必要なスキルは「これから何歳になっても働き続ける力」です。一時は正社員じゃなく、アルバイトだったとしても、「細く長く」働き続ける力を持っていることが、また、そのペース配分を人生設計に組み込み、自分の人生をプランニング出来る力が、これからは求められるでしょう。

 

自分の人生をすべて委ねられるほどの安心感を持てる会社は、今後少なっていくと考えた方が良いかもしれません。

 

「細くでいいんだ。」と時には自分を甘やかす勇気も、これからの高齢化社会には必要かもしれません。頑張りすぎて燃え尽きないように、自分と仕事との適切な距離感を、時には意識してみてくださいね。